第108回新潟県北蒲原郡聖籠町立聖籠中学校

日本船長協会事務局

新潟県北蒲原郡聖籠町立聖籠中学校

1.開催に至った経緯等

 出身中学校の先生から生徒の進路指導の一環として船長の仕事について講演を依頼され、初めての経験であり、なにを話したらよいか迷っていたが、船長協会が実施している「子供たちに海と船を語る」講師募集の記事を見て協会に連絡したところ、協会事業の中で実施することになり、講演用スライドや協会作成の DVD「海と船」他の資料を送付してもらう等協力を得た。

2.講演会

 講演会は、外航船長の仕事の内容や異文化に触れる体験談を語り、広い視点で働くことの意義や生き甲斐 につき考える機会を持つという趣旨で実施した。
  対象: 1 学年生143名
  日時: 平成24年9 月25日+2 14:55~15:45
  会場:聖籠中学校 交流ルーム
ツ黴€進行は先生方の協力により進められた。

3.終わりに

 講演会では VLCC やコンテナ船等のDVD や写真を見て、こちらの設定した質問に元気に答えてくれた。
 我が聖籠町は新潟東港を町内に抱えており、生徒たちは特殊な形のLNG船や木材チップ船等を見たり聞いたりしていますが、簡単に港内に近づくことが出来ないので先生も含めて漠然と遠い存在に捉えているようでした。
 今回の講演で船員の仕事もさることながら、日本は世界中からいろいろなものを輸入しているんだということを再認識したようでした。
 また、先生たちも海運というものが海賊などの危険をおかしてでも縁の下で日本の物流を支え毎日の生活を支えている事を再確認したようでした。
 子供たちを教える先生方にも海運というものの理解を深めていただいたことが成果だと感じました。
皆様方のご協力と先生の進行のうまさに助けられてあっという間に終わった感じがいたしました。
ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

(日本郵船(株) 船長 佐藤昭平 記)
佐藤船長講演 講演風景

 

 


LastUpDate: 2024-Apr-25