第165回 大分県佐伯市立鶴谷中学校

(一社)日本船長協会事務局   

大分県佐伯市立鶴谷中学校

 

1.開催日時

 平成28年11月7 日(月)13:05~14:45

2.紹介

 中小型造船工業会のモノづくり講座の一環として、大分県佐伯市立鶴谷中学校で「子供達に海と船を語る」の講演を実施しました。
 九州の市町村で一番広い面積を持つ佐伯市の中心部にあり、今年で開校70周年を迎えた鶴谷中学校では、「自治、敬愛、努力」の校訓のもと、「自信と誇りをもち、想像力を働かせて、鶴谷のチカラを発揮する生徒の育成」を目指して教育活動に取り組んでいるとのことです。
 なお、佐伯市の沿岸部は豊後水道に面したリアス式海岸の地形から、戦後、旧海軍跡地などに工場や造船所が進出し、現在も中小型船の造船所の他、パルプや水産加工業など臨海型の工業群が形成されている地域で、また、佐伯- 宿毛フェリーや海上自衛隊佐伯基地などもあり、船や海事とは関係の深い土地柄のようです。

3.講演内容

 講演は、1 学年154名の生徒が対象で、内容としては主に以下の話をしました。
① 海運業とその役割、いろいな船の種類について
② 日本船主協会が制作した「暮らしを支える日本の海運」及び「海の上のプロフェッショナル」のビデオ映像の一部上映
③ 船内の組織、船員(甲板部、機関部)の仕事、船員の生活、船員になってよかったこと、つらかったこと など

4.講演者雑感

 講演は2 時限、休憩を挟んで計90分の持ち時間だったので、生徒達をできるだけ飽きさせないようビデオ映像やクイズ形式の説明を取り入れて行いました。会場は体育館で、生徒たちは床にそのまま体操座りをした体勢で聞いていたので、長時間の講演は若干きつかったようですが、感想文のコメントにもあるとおり、興味を持って聞いてくれました。

5.感想文コメント抜粋

 ・とても分かりやすかったし、船長の大変さも分かって良かった。将来の職業を選ぶのに参考になってうれしかったです。そして、英語などが重要だという事が分かったのでちゃんと勉強したいです。
 ・ビデオや動画があったため、いろいろなことがとても理解できた。初めて知ったこと、勉強になったことがたくさんあった。
 ・船は船長だけでなく、たくさんのグループに分かれて仕事をしていることがわかりました。航海士の中でも位があり、一等、二等、三等と分かれていて、する仕事の内容もいろいろあることが分かりました。
 ・2~3 か月の休暇があるのはうらやましかったけど、6~9 ヶ月船から降りられないのはいやだなーと思った。
 ・外国航路が世界中の各国と海でつながっているということを初めて知りました。
 ・船の中の部屋が結構豪華だった。
 ・こういう仕事をしている人たちのおかげで生活できているんだなぁと思った。
 ・船とかは、あまり知らないし、興味を持っていなかったので、「ちょっと」とか思ったりもしたけど、意外と奥が深くてビックリしました。また、船についてよく知ることができてタメになりました。
 ・船で働いている人は、やっぱりすごいなと思いました。
 ・パナマ運河で太平洋から大西洋にでる仕組みが面白いし、スゴイ。


(常務理事 鐘ヶ江 淳一 記)

 


LastUpDate:2017-11-06