第254回 愛媛県宇和島市立城北中学校 オンライン講演

(一社)日本船長協会事務局 

愛媛県宇和島市立城北中学校 オンライン講演

 

 

1.開催日時

 令和3 年7 月9 日(金) 13:30~15:20 

2.紹介

 昨年に引き続き、日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました
 学校がある宇和島市は四国南西部に位置し、リアス式海岸と宇和海に浮かぶ島々を有し、水産業が盛んな都市です。
 当校の講演は、今年も昨年同様にWeb 会議システム「Webexmeeting」を使用したオンライン講演を実施する運びとなりました。

3. 講演内容

 同校の2 年生3 クラスを対象とした講演で、視聴覚教室を使用し90分の講演をしました。今回は講演後に生徒達が感想文を書く時間を設けて欲しいとの依頼を講演前日に受けた為、上演予定だったDVD や口頭説明部分を省略する事で、時間調整を行いました。
 パワーポイントを使用し以下のような話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・外航船の種類や特徴
・北極海航路について
・船員・船長の仕事や生活、船員になるには 
など

4.講演者雑感

 2021年度としては初のオンライン講演でしたが、既に筆者もコーディネーターさんもオンライン講演に慣れ、スムーズに実施出来たと思います。

 学校の視聴覚教室に生徒さんが集まっていますので、オンラインの画面では一人一人の表情までは確認できませんでしたが、講演中は静かに筆者の話に耳を傾けてくれていました。
 最後の質問コーナーで少し多めに時間を取っていたのですが、最初は誰が質問するか少し躊躇していた様子でしたが、一人の生徒さんが口火を切ると、次々と時間一杯まで質問が続きました。その中では「船酔いするのですが船員の仕事をしていれば慣れますか?」「新しい出会いは有りますか?」「英語はどの位のレベルが必要ですか?」など、実際に自分が船員となった時を想定した様な質問が多く、生徒さんがリアルな船員像という物を求めている事が感じられました。また、講演後に受領した感想文にも多くの追加質問が記されており、生徒さんの興味の高さが窺 われました。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-15