第123回 福島県立いわき海星高等学校

(一社)日本船長協会事務局

福島県立いわき海星高等学校

1.開催に至った経緯等

 当事業未開催県の一つ福島県での講演会開催を模索していた所、航海訓練所殿よりの紹介を受け、選抜高校野球出場で沸いた春の騒ぎが収まった晩秋「船乗りの卵たち」を前にした講演が実現した。

2.講演会

 講演会は、平成25年10月29日(火)1350時より
福島県立 いわき海星高等学校1 年生(海洋科1 名)、2 年生(海洋科8 名)、3 年生(海洋科8 名、海洋工学科3 名)専攻科(海洋科4 名、機関科13名)の計 37名が参加して、以下のプログラムで実施された。
 13:50  海洋科長 梅澤利夫先生 挨拶、講師紹介
 13:52 山本船長 講演(海と船全般)
 14:15  DVD「海の上のプロフェショナル」上映
 14:40 質問タイム
 14:55 記念楯 贈呈
 15:00 閉講

3.終わりに

 本校は、船舶職員養成校として、航海系(海洋科及び専攻科海洋科)、機関系(海洋工学科及び専攻科機関科)そして通信系(情報通信科及び専攻科無線通信科)が有り、今回の聴講生は皆船舶職員(将来は船長及び機関長)を希望している生徒たちであった。
 予め学校側からは、「内航の状況や、外航船員を目指すには等、楽しい事や辛い所を広く浅く話して欲しい」とのご要望を頂き、キャリア教育的な内容を盛り込みつつ、又将来不安に思っている所を少しでも払拭できるよう質疑応答の時間を多めに取った。
 講演後の感想文でも述べられている通り、「専攻科」という船舶職員コースを有する高校でも現役の船乗りに接する機会は非常に稀で、「ダイヤモンドの卵たち」は真摯な態度で当方の話に耳を傾けてくれた。

(日本船長協会 山本丈司 記)


講演風景

福島県立いわき海星高等学校生徒達の感想文

生徒達の作文///

 


LastUpDate: 2024-Apr-25