大分県別府市南子育て仲良しクラブ オンライン講演

1．開催日時

　令和3 年7 月23日（金）
　　　　　13：10～13：50（低学年生）
　　　　　14：50～15：20（高学年生）　

2．紹介

　今回は、（公財）日本海事広報協会（以下海事広報協会）よりの紹介で、大分県別府市の放課後児童クラブの一つである別府市南子育て仲良しクラブが企画した「夏休み・海の学習」に海事広報協会/ 九州海事広報協会/当協会が参加し、Web 会議システム「ZOOM」を使用したオンライン環境にて「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
　別府は皆さんご存知の通り、別府湾を望む日本有数の温泉地であり、且つ、大分港を有する大分市に隣接する大分県第二の都市です。
　今回の企画は、小学校低学年生と高学年生を対象とした二部制とし、それぞれの子供たちに合わせた以下の様な内容のイベントとしました。
［低学年の部］
1 ．海と船のクイズ大会（優秀者は表彰）
　　海事広報協会担当
2 ．船長講演
　　当協会担当
3 ．船のペーパークラフトづくり
　　九州海事広報協会担当

［高学年の部］
1 ．船長講演
　　当協会担当
2 ．ロープワーク教室
　　海事広報協会及び当協会担当

3. 講演内容

　低学年の部では「船の種類について学ぼう」と題し、様々な船の説明と船員の生活に焦点を当てた30分の講演としました。
　高学年の部では「船のこと、船員の仕事について学ぼう」と題し、船の紹介は大分県各港に寄港する以下の船種を抽出して彼らの身近な情報を届ける様試みました。
　大分港： 原油タンカー/ ばら積み船/LNG船/ プロダクトタンカー/ コンテナ船/ 一般貨物船
　中津港：自動車専用船
　津久見港：セメント船

4．講演者雑感

　低学年の部ではクイズ大会やペーパークラフトなど、参加型のイベントが好評の様でした。やはり、低学年の子供たちに話をする時にはもっと工夫が必要だと感じました。質問コーナーでは、講演中に鯨をよく見る話をしたせいか、「鯨って何を食べるのですか」と聞かれ、彼らの好奇心の広がりに感心しました。
　高学年の部では地元の話題を中心に話したせいか興味を持って聞いてくれて、途中に「津久見港」の名称を言い淀んでいた所、参加している子供たちから「津久見!」と声が上がっていました。