第280回 苫小牧市立青翔中学校 オンライン講演

(一社)日本船長協会事務局 

苫小牧市立青翔中学校 オンライン講演

 

1.開催日時

 令和3 年12月6 日(月) 13:15~15:05 

2.紹介

 今回は、(公財)日本海事広報協会(以下海事広報協会)による海洋教育普及事業「海の仕事へのパスポート」が苫小牧市立青翔中学校で開催され、その講師の一人として講演を行いました。同セミナーでは、同校2 年生243名に対し、北海道運輸局、苫小牧海上保安署、三ツ輪運輸札幌支社、函館ドツク及び苫小牧水先区水先人会からの講師が同校体育館に於いて、海洋開発研究機構(JAMSTEC)、東京海洋大学海事普及会及び当協会からの講師が東京からのオンラインにて講演を実施しました。  

3. 講演内容

 今回の講演は生徒たちがそれぞれ希望のセミナーを2 つ選択して受講する形式で行われました。
 講演時間は35分とかなり制限されていましたが、セミナーの最初に全体講演として海事広報協会より海運の現状や苫小牧港のデータなどが説明されましたので、25分のプログラム内容を「苫小牧港に多く寄港する石炭専用船/ コンテナ船/ チップ船に限定し、特徴や輸送する貨物の詳細」、「そこで働く船員の仕事と生活」、そして「船員に成る為の進学ルート」とし、残りの約10分間を質疑応答の時間としました。

4.講演者雑感

 同校での「海の仕事へのパスポート」講演は2018年から実施され、当協会も現地開催とオンライン講演を含めて複数回参加しています。
 本年はオンラインでの開催でしたが、講演を熱心に聴講してくれて、最後の質疑応答の時間でも時間いっぱい様々な質問が投げかけられ、生徒達の好奇心を喚起できたとの手応えを感じられた講演でした。

(常務理事 長田 泰英 記) 

 


LastUpDate: 2024-Apr-25