第288回 山口県下関市立菊川中学校

(一社)日本船長協会事務局 

山口県下関市立菊川中学校

 

1.開催日時

 令和4 年6 月3 日(金) 10:40~12:20

2.紹介

 昨年に引き続き、日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
 同校は2021年度 ジュニアシッピングジャーナリスト賞の中学生高校生部門佳作を受賞していますが、その記事には筆者の講演時に強調した「船が私たちの暮らしを支えている」というコメントを取り上げてくれるなど、とても熱心に聞いてくれる生徒さんが多い学校です。

3. 講演内容

 1 年生2 クラス60名の生徒を対象に、途中休憩を挟んで約90分間、パワーポイントを使用し、資料画像や筆者が乗船中に撮影した写真や動画映像等を使用して、主に以下のような内容の話をしました。
①海運業とその役割
②山口県内の港湾データから、同県にて多く取り扱う貨物の特徴や輸送する船舶、世界の港や航路・運河等について
③船内の組織、船員の仕事 (特に海運業界の取り組みとして環境対策について)
④船員の生活、船乗りになるには など

4.講演者雑感

 昨年に引き続き、学校内のランチルームを使用し講演を実施しました。
 講演後の質問の時間では、時間一杯まで様々な質問を投げかけてくれました。更に質問がある場合はワークシートの質問コーナーを利用してくれれば、後日対応しますとお願いをしたところ、後日生徒達より述べ50問を超える質問を受領しましたので、参考図などを付して回答しました。
 彼らが、海運業と船員についてより一層興味を抱いてくれたと感じられました。



(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-02