第290回 愛媛県宇和島市立城北中学校

(一社)日本船長協会事務局 

愛媛県宇和島市立城北中学校

 

1.開催日時

 令和4 年6 月7 日(火) 13:30~15:20 

2.紹介

 昨年/ 一昨年に引き続き、日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
 学校がある宇和島市は四国南西部に位置しリアス式海岸と宇和海に浮かぶ島々を有し、水産業が盛んな都市です。
 当校の講演は、3 度目となりますが、過去2 回は新型コロナ感染症の蔓延のためオンライン講演でしたので、対面での講演を実施するのは初めてとなりました。

3. 講演内容

 同校の2 年生3 クラスを対象とした講演で、会場は体育館を使用し90分の講演をしました。昨年に引き続き、講演後に生徒達が感想文を書く時間を設けて欲しいとの依頼を受けたため、時間調整をし、パワーポイントを使用し
以下のような話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・外航船の種類や特徴
・北極海航路について
・船員・船長の仕事や生活、船員になるには 
など

4.講演者雑感

 初の同校での対面での講演と言う事で、とても気合が入った講演となりました。
 愛媛県に関わりの深い原油タンカー/ ばら積み船/ チップ船/ コンテナ船を取り上げ、今治市菊間太陽石油専用バース/ 東予港/ 三島川之江港/ 松山港/ 今治港など地元の地名を挙げながら、海運が生徒達の生活に密接に関わっている事を話しました。
 通常の講演では質問コーナーを設けるのですが、今回は実施できませんでした。しかしながら、講演後に受け取った感想文には40問を超える質問が記されており、生徒さんの興味の高さが窺われました。
 最後に学校に隣接する和霊神社に参拝し、今年度の残りのうみふね講演が予定通りに問題なく実施できることを祈願した後、同地を後にしました。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-02