第296回 広島県呉市立仁方中学校

(一社)日本船長協会事務局 

広島県呉市立仁方中学校

 

1.開催日時

 令和4 年8 月22日(月) 9 :30~11:20 

2.紹介

 日本中小型造船工業会が主催する「船のも のづくり体験講座・キャリア教育」の一環と して、2019年から4 年連続となる「子供達に 海と船を語る」の講演を行いました。
 呉市は広島三大都市の一つで中核市に指定 されています。ご存知の通り、戦前に海軍工 廠が、戦後も海上自衛隊呉地方総監部がおか れ自衛隊と造船の街として知られ、最近では アニメーション映画「この世界の片隅に」の 舞台としても有名です。

3. 講演内容

 会場は体育館を使用し、感染防止対策を行った状態で、同校1 年生2 クラスの生徒46名を対象とした講演となりました。
 構成は前後半の二部構成とし、パワーポイントやビデオ映像や筆者が乗船中に撮影した写真等を使用して主に以下のような話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・広島県の港勢及び輸出入されている貨物
・県所縁の貨物船(ばら積み船/ PCC / コンテナ船)の特徴
・世界のいろいろな港や航路、パナマ運河、スエズ運河について
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員になるには など

4.講演者雑感

 同校での講演は四度目ですが、昨年に引き続き同校を訪問して実施する事が出来た事はとてもうれしく思っています。
 呉港より望む事が出来る造船所では世界最大級のコンテナ船が建造予定である事など伝えると、自分の暮らす場所が世界の貿易に深く関わっている事を実感してくれたようです。
 講演内容を調整して20分間程度の長めの質疑応答時間を取っていましたが、その時間では足りない位に様々な質問を投げかけてくれ ました。 

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-02