第297回 広島県呉市立東畑中学校

(一社)日本船長協会事務局 

広島県呉市立東畑中学校

 

 

1.開催日時

 令和4 年8 月22日(月) 13:25~15:15

2.紹介

昨年に引き続き、日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
 同校での講演は二度目となりますが、昨年はオンライン開催でしたので、学校を訪問しての講演は初めてとなりました。

3. 講演内容

 会場は体育館を使用し、感染防止対策を行った状態で、同校の1 年生2 クラス54名を対象とした90分の講演を行いました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・広島県の港勢及び輸出入されている貨物
・県所縁の貨物船(ばら積み船/PCC/ コンテナ船)の特徴
・世界のいろいろな港や航路、パナマ運河、スエズ運河について
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員になるには など

4.講演者雑感

 当日は午前中に同市の仁方中学校での講演があり、それに引き続いての午後の講演でしたがスムーズに実施出来ました。
 呉市及び広島県が如何に海外の港や海上物流に深く関わっているかを強調する内容としましたが、講演中は静かに筆者の話に耳を傾けてくれていました。
 最後の質問コーナーでは20分を超える時間を費やして、生徒達からの様々な質問に回答しましたが、講演後に受領した感想文にも数多くの質問が記されていて回答にA 4 用紙16枚を要したほどでした。その中には講演当日にお休みだった生徒数名からの質問も多く含まれていました。同校の生徒さんの興味の高さが窺われました。
 また、質問には「船酔い」に関するものが多く、実体験として「船に乗る=船酔い」と言った関連性が生徒達の中に根付いているなど、お土地柄が伺える内容となっていました。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-02