令和5年度 第2回理事会の報告

 当協会の令和5年度第2回理事会は、令和5年11月15日海事センタービルで開催されましたので、その概要を報告します。

(事務局)

1. 日時及び場所
  令和5年11月15日(火)15:00~16:03
  東京都千代田区麹町4丁目5番地海事センタービル4階会議室及びリモート開催

2.出席者(50音順、敬称略、WはWeb参加者)

(1)理事:赤塚 宏一、芥川 俊久、綾 清隆(W)、石川 一郎、大井 伸一、
      太田 正紀(W)、友光 雄太、岸本 宗久、楠木 智(W)、小山 仁明、
      齋藤 克浩、德田 健二(W)、中川 悟、中村 紳也、長田 泰英、
      長渕 光司(W)、樋口 久也、藤田 透、松田 洋和、宮川 敏征

以上 本人出席20名

(2)監事:水谷 章、田島波留生

以上 2名

(3)顧問:森本 靖之

以上 1名

(4)オブザーバー:国土交通省海事局海技課船員教育室長 前田 良平(W)

以上 1名

(3)事務局:増田 惠、清水 昌幸、星野 哲子

以上 3名

3. 審議事項等

報告事項1:令和5年度上期事業及び会務報告について
報告事項2:令和5年度上期収支計算書及び会員異動報告について
審議事項1:令和6年度事業計画(案)について
審議事項2:令和6年度収支予算書(案)について
審議事項3:第66回定時総会の期日(案)について
審議事項4:役員等に対する報酬等の支給基準規定の一部改正(案)について
審議事項5:その他

4. 成立報告

 司会(常務理事 長田)が令和5年度第2回理事会の開会を宣言し、理事総数27名のうち20名(過半数以上)の理事出席があり、定款第32条第1項の規定により、本日の理事会は有効に成立していることが報告されました。
 なお、理事会開催前において、主催する船長協会側とWeb参加者との間で、音声・映像が他の出席者にも伝わり、且つ、双方において適時的確な意見表明ができる環境にあることを確認のうえ、開始されました。
 また、議案審議の前に、オブザーバー参加の国土交通省海事局海技課船員教育室長

前田 良平 様を紹介、前田室長から挨拶を賜りました。



 

5. 議事要旨

 規定により中村会長が議長を務め、開会の挨拶の後、議事録署名人に、会長のほか水谷章監事、田島波留生監事が指名されました。
 資料確認の後、議事次第により以下の通り、議案の説明・審議がなされました。
なお、報告事項1、2及び審議事項1については、9月27日に開催された当協会の令和5年度第1回運営企画委員会において各委員に説明のうえご了解を得た旨の報告がなされました。

(1) 報告事項1.令和5年度上期事業及び会務報告について

 担当常務理事より配付資料に基づき説明がなされ、また、中村会長より国内委員会等に参加した内から以下について、補足説明がなされました。
 ・4月開催「新潟県村上市及び胎内市沖洋上風力発電事業計画に係る航行安全調査委員会」について
 ・6月開催「堺北港大津航路第2回委員会」について
 ・7月開催「瀬戸内海におけるLNGバンカリング事業に係る船舶航行安全対策検討委員会第2回委員会」について
 ・8月開催「清水港新興津コンテナターミナル調査委員会」について
 ・9月開催「広島港宇品地区大型客船夜間入港に係る航行安全対策検討委員会第1回委員会」について
 ・9月開催「酒田港クルーズ客船入出港にかかる航行安全対策検討調査委員会」について
 報告事項1に関する質問はありませんでした。

(2) 報告事項2. 令和5年度上期収支計算書及び会員異動報告について

 清水総務部長より財務資料に基づき説明がなされ、特記事項として、以下の説明がなされました。
①「事業活動収入の部」、「雑収入」について、昨年までは、他団体主催委員会手当等について、各団体から入金された全額を収入として計上していたが、今年度からは、入金された金額の中で「旅費」の類を「仮払い」として新たに経理区分とした。収入としては、減額となるが雑収入については、税負担が生じることから、今回の見直しで適正化を図った。
②「法人会計」「予備費(IFSMA東京総会)」について、本年度4,542千円を計画し、10月に実施されたところですが、一部経費については、まだ未確定ではあるものの、ほぼ計画通り執行している。
報告事項2、令和5年度上期収支計算書に関する質問はありませんでした。
会員異動報告について、中村会長より会員異動資料に基づき説明がなされ、特段の質疑はなく、了承されました。

(3) 審議事項1. 令和6年度事業計画(案)について

 中村会長より事業計画資料に基づき説明がなされ、特段の質疑はなく、令和6年度事業計画については承認されました。

(4) 審議事項2. 令和6年度収支予算書(案)について

 清水総務部長より財務資料に基づき説明がなされ、特記事項として、以下の説明がなされました。
①収入、支出のバランスを重視した。
②昨年度の決算ベースを参考としている。
③他団体主催委員会手当については、本年度上半期収支報告と同じく旅費の仮払い処理により、収入減となっている。
④新たに協会内サーバー、ハードデスクの整備費用として、110万円を計上している。
特段の質疑はなく、令和6年度収支予算書は承認されました。

(5) 審議事項3. 第66回定時総会の期日について

 清水総務部長より説明がなされ、特段の質疑はなく、第65回定時総会は令和6年5月24日(金)に開催されることになりました。

(6) 審議事項 4. 「役員等に対する報酬等の支給基準規定の一部改正(案)について」について

 清水総務部長より説明がなされ、特段の質疑はなく、「役員等に対する報酬等の支給基準規定の一部改正」は承認されました。

(7) 審議事項 5. その他

 赤塚理事から10月25日から27日に行われたIFSMA東京総会に関し、各位に謝意が述べられた後、概要について説明がなされました。

また、理事から次の質問がありました。
《理事》
・ 国内委員会催事参加記録の中で、6月に行われた「自動運航船の時代に合わせた船員教育の変更について」は、どのような内容か。
《中村会長》
・ 海事振興連盟が主催で広く議員の先生等を呼び行っている勉強会的なもので、神戸大学の先生が、この題目で講演するとのことで聞きに行きました。
  内容的には、陸上から船をコントロールする際に船籍はリベリア、積み荷は日本、コントロールはシンガポールとなった時にどこの国の法律が適用されるのか等々、問題が生じます。今後、議論しなければならない問題が、山積しており、関連した法律的な問題、法体制の整備等について、議論すべき事項が多々あると感じたところです。

 

 最後に議長より、本日の理事会で承認を得た令和6年度の事業計画及び令和6年度の収支予算に大きな変更がなければ、今年度第3回の理事会は開催しないこととする旨の説明があり、了承されました。
 また、新年度の開催予定は、4月中旬頃に決算審議のための第1回理事会及び5月24日定時総会後に臨時理事会を開催する旨の説明がなされました。

 

以上で審議及び報告事項は全て終了し、令和5年度第2回理事会は閉会されました。

 


LastUpDate: 2024-Apr-25