第378回 私立帝京小学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和6 年9 月11日(水)10:35〜11:35

2.紹介

 日本船主協会(以下船協)に声を掛けて頂いて帝京大学小学校でのキャリア教育イベントに参加しました。2021年から今年で4 回目です。船協と共同で参画出来る数少ない「船長、子供達に海と船を語る」事業なので、船協と協力して続けて行きます。

3. 講演内容

 6 年生14名の児童に60分間の講演を行いました。前半は船協が貿易全般について説明しました。百均商品のミニチュアコンテナと、サッカーボールやフライドポテトの消しゴムを貨物と見立て、コンテナ輸送を身近に感じられるように工夫して海運を分かりやすく説明されていました。後半は船長協会が「船の役割とそこで働く船員さんの仕事について」と題した講演を行いました。クイズの他、ロープワークの時間を設け、話を聞くだけでなく、自分たちで考える参加できるようにしました。なお、イベントには衣料/ 医療/ 医薬/ 製紙/ 小売/ 繊維/ 建設/ 会計/ 情報/ 気象などからも講師が招聘され、3 年生から6 年生までを対象として児童達が聞きたい業種を選んで、講話を聞くという形式でした。

4.講演者雑感

 多摩センター駅から送迎バスで20分ほどの山間にある学校は、隈研吾さんの設計による校舎です。杉板で建物全体が覆われた体育館や校舎、また開放感あふれる校舎入口から見える内部は木材がふんだんに使われ涼しさを感じさせます。会場となる体育館で講演の準備をする我々から、校庭で元気にサッカーボールを蹴る児童の姿が見えました。9 月中旬にも関わらず真夏のような日差しの中、暑さを感じさせない児童の元気な姿にパワーを貰った、そんな気がしました。あと十数年もすれば社会に出る児童達に人生の先輩としてエールを送るつもりが、「おじさんも頑張れよ」とエールを貰って帰って来ました。

(常務理事 滝浦 文隆 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2025-Mar-10