第379回 広島県尾道市向島中学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和6 年9 月12日(木) 10:50〜15:15

2.紹介

 一般社団法人日本中小型造船工業会(以下「中造工」)主催の「海事産業ものづくり体験講座」の一部として、「船長、子供達に海と船を語る」講演を行いました。この「海事産業ものづくり体験講座」は「船の仕事(造船)を通じて将来の仕事を考えよう」をテーマに、いくつかの講座が用意されており、中造工から毎年講演の機会をいただいているものです。

3. 講演内容

 1 年生3 クラス計99名、及び2 年生3 クラス107名、合計206名の生徒を対象に、体育館で午前中に1 年生、午後に2 年生にそれぞれ100分間の講演を行いました。
 外航船には運ぶものによっていろいろな種類があること、そして代表的な船種を紹介、船やエンジンの大きさを顕著な構造物等と比較してスケールの大きさを説明しました。その他、船員という仕事のやりがいや責任、船上でのユニークな生活ぶりなどについて、実体験を交えて語りました。

4.講演者雑感

 貿易に占める海上輸送の割合、貨物船の種類は何種類あるか、乗船している船員の人数は、乗船期間は何か月、と言ったクイズや、北米東岸までの航路と欧州までの航路を考えてもらうワークシート、それから身近にあるものが描かれたイラストの中からコンテナに積めて運べるものを考えてもらうワークシート、これらを講演中の所々で使っていきます。生徒達はどれも知らないことばかりだけれど、4 択から選んで手を挙げてもらうクイズでは、ほぼ全員が参加してくれます。目を輝かせて終始熱心に聞いてくれる生徒、質問すれば手を挙げて答えてくれる頑張り屋もいる。休憩時間には遠慮しがちに話しかけてくる生徒も少なくない。それぞれの学校で出会う生徒達は一期一会。私にも良い気付きになっている。講演に興味のある会員の方は、担当理事までご連絡下さい。

(常務理事 滝浦 文隆 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2025-Mar-10