第408回 高知県須崎市立多ノ郷小学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和7 年10月1 日(水) 10:45〜12:25

2.紹介

 日本中小型造船工業会が主催する「新・海事産業ものづくり体験講座」の一部として、「船長、子供達に海と船を語る」講演を行いました。2018年から8 年連続で講演をする機会をいただいています。

3. 講演内容

 5 年生2 クラス、計46名を対象に、3 、4時限目を使用して合計90分の講演を行いました。須崎港に入港している船の写真を見せながら、内航船を含めた船の種類とその役割、船員の仕事や生活について、時間をかけて分かりやすく説明しました。

4.講演者雑感

 多ノ郷小学校は、多ノ郷駅から1 km ほど離れた高台にあります。駅から中村街道沿いの緩やかな道を進み、学校まで残り数百メートルのところで激坂が現れます。元気な児童たちも、この激坂を目の前に朝から少しお疲れモード。学校が高台にある理由は、須崎湾が三方を海に囲まれたリアス式海岸であり、津波の被害を受けやすいという懸念があるためです。そのため、高台の整備が進められ、学校などの施設は高い場所に配置されているようです。車で5 分も行けば海が見渡せるロケーションですが、児童たちはあまり船と海には馴染みがない様子でした。「船のものづくり体験講座」を毎年楽しみにしてくれている先生や児童のためにも、船と海の魅力を少しでも知ってもらおうと、全力で皆さんの活躍を紹介してきました。
 須崎港は全国に102ある重要港湾の一つで、内航船をはじめ、大小さまざまな船舶が出入りしています。外洋に開けたリアス式海岸は天然の良港で、湾内はとても穏やかです。須崎港は、日本最大の生産量を誇る石灰石をはじめ、住友大阪セメントなどのセメント関連産業、ニュージーランドなどからの輸入木材業等の産業があり、重量ベースで四国最大の港湾です。

(常務理事 滝浦 文隆 記) 

 


LastUpDate: 2026-Feb-27