第233回 香川県丸亀市立丸亀西中学校

(一社)日本船長協会事務局 

香川県丸亀市立丸亀西中学校

 

 

1.開催日時

 令和元年12月6 日(金)08:40~10:30

2.開催の経緯等

 日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演をしました。
 丸亀市は香川県の海岸線側ほぼ中央部に位置し、北は瀬戸内海、南は讃岐山脈に連なる山々、陸地部は讃岐平野の一部で、平坦な田園地帯が広がっています。古くから金刀比羅宮の参道口として栄えました。
 2017年には国内有数の大型船渠が新設され、世界最大級のコンテナ船も同ドックで建造されています。

3. 講演内容

 同校二年生から講演受講を希望した14名を対象とした講演となりました。
 教室にて一限目及び二限目を使用した100分の長丁場であったので、前後半の二部構成とし、パワーポイントやビデオ映像や筆者が乗船中に撮影した写真等を使用して主に以下のような話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・外航船の種類や特徴
・世界のいろいろな港や航路、パナマ運河、スエズ運河について
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員になるには など

4.所感

 講演用機器のセッティングの為に教室に入った制服姿の筆者に驚きを顔に浮かべる様子でした。今回は参加人数が14名と少数でしたので、一人一人の表情を観察しながら、それぞれに語り掛ける様に話をしました。
 講演の最後に設けた質問コーナーでは、生徒さん及び傍聴していた先生から以下の質問を受けました。受けた質問から、生徒さん達が、筆者が船長/ 船員として体験したり感じた事を知りたいと思っている事がうかがわれます。
生徒: 一番やばいって思った事はなんですか?
生徒:一番きれいだった景色は?
生徒:長い休みには何をしているのですか?
先生:海の世界に入ろうとしたきっかけは?
 また後日受領した感想文中に、「タグボー トで船をひっぱっているのを見たことがあるのですが、何故大きな船を小さな船で引っ張っていく事ができるのですか?」との質問がありました。講演後に改めて疑問に思った事を確認する生徒の好奇心と積極性が感じられました。
 最後に代表の生徒さんから一言頂いたのですが、「船はけっこう自分の身近に存在しているけど、そんなに凄いとは感じたことが無かったのですが、改めてその凄さを実感しました」との言葉を貰いました。
 瀬戸内にあり、国内有数のドックが存在する丸亀市の生徒さん達でも、普段目にしている船や造船というものに、意識を向けていないと言う現状を改めて認識すると共に、一層の海事普及事業を推進する必要があると感じながら同市を後にしました。

(常務理事 長田 泰英 記) 


感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2020-Dec-08