3. 講演内容/ 雑感
「新聞を作る」がテーマですので、海事広報協会斎藤さん/ ニュースパーク平沼さん及び小職が講師となり以下の内容を話しました。
先ず最初に海事広報協会斎藤さんが「日本と海について」と題し、日本と海の関りや船の必要性について話しました。
次にニュースパーク平沼さんが、「取材の心得」と題して、記者として取材を行う際のコツや留意点を御自身の記者経験を基に子供たちに伝えました。
その後、小職のパートとして「船の大研究」と題して、説明する船種をコンテナ船に絞って話をしました。
事前に回答用のイラスト(次頁図参照)を配布し、「イラストに描かれている物の内どれがコンテナ船で運べるか、手元の用紙に丸付けしてみて?」というクイズを出し、その後実際の荷姿を写真で示したり、北米西岸からのオレンジ、豪州からのオージービーフ、欧州からのチョコレートなどがコンテナ船で何日くらいで運ばれてくるか等、物流を具体的にイメージ出来る様な内容としました。また、いつもの船員の仕事や生活と言った、彼らが普段目にする事の無い内容も含む形としました。
最後に、再び平沼さん担当の「新聞を作ってみよう」では、小職の話を基にどの様な話題を新聞に纏めていくかについて、参加者と共に考えるセッションとなっていました。
「新聞を作る」という大きなテーマの下、ある意味キャリア教育的でもあり、夏休みの自由研究といった側面もあり、参加者それぞれの年齢や能力に合わせて学びがあるイベントになったと感じました。
事後質問も受け付ける事としていましたが、熱心なお子さんは追加の質問をくれたりしていますので、彼らのひと夏を彩るイベントになったと思います。
(常務理事 長田 泰英 記)
|