第291回 東京都大田区立蒲田中学校

(一社)日本船長協会事務局 

東京都大田区立蒲田中学校

 

1.開催日時

 令和4 年7 月7 日(木) 14:30~15:20

2.紹介

 大田区立蒲田中学校からの直接の依頼により、同校で行うキャリア教育「職業講話」の講師として、「海と船を語る」の講演を行いました。
 今回同校より講演申込をいただいた経緯は、同校の教諭が以前赴任していた学校で当協会が講演を実施した事が有り、今回の本イベントでの講師として是非招きたいと思っていただいたことが発端となっています。
 今回は、我々船長(海運)の他に、製造業( 2 社)、教育委員会( 2 名)、執筆編集などの業種から講師が招かれ、88名の生徒が講師を選んで、講話を聞くという形式で行われまし た。

3. 講演内容

 当協会の講演では、計18名の中学2 年生が聴講しました。
 講演時間は約30分と少し短めのものであったため、学校からほど近い東京港が取り扱う貨物の殆どを占めるコンテナ貨物に焦点を絞って、パワーポイントを使用し、資料画像や筆者が乗船中に撮影した写真等を使用して
主に以下のような内容の話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・外航船の種類は、時代の変遷によってどんどん増える事
・コンテナ船の運ぶ貨物と生徒達の生活との関り
・船員の仕事(特に海運業界の取り組みとして環境対策について)
・船員の生活/ 休暇など

4.講演者雑感

 講師は控室で待機していて、生徒代表が講師をそれぞれの講演場所まで案内する形でイベントが開始されました。その講演場所である教室に案内されている際に、代表の生徒さんから「今回、私は船長さんが話してくれる事柄に非常に興味を抱いていて、今日のイベントをとても楽しみにしていました。」と話しかけられました。言葉通り、とても興味を抱いてくれている事がよく判る表情でしたから、講演前にとても気合が入りました。
 かれらの興味にしっかりと答えられた講演であれば良かったと思います。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-02