第306回 高知県須崎市立須崎中学校

(一社)日本船長協会事務局 
 

 

1.開催日時

 令和4 年10月17日(月) 13:20~15:10

2.紹介

 日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。2017年から2020年を除き毎年の様に講演を実施しております。
 須崎中学校は、高知県須崎市にあります。その須崎市は昭和29年10月1 日、須崎町を中心に多ノ郷村、浦ノ内村、吾桑村及び上分村の5 か町村が合併して市制の施行をしました。学校のそばを流れる清流としても有名な新荘川では、1979年にニホンカワウソの生息が確認されています。

3. 講演内容

 2 年生2 クラス(41名)を対象とし、体育館で講演しました。内容は以下の項目を、資料写真や映像を基にした内容としました。
 特に外航船の種類に関し、当地高知県に設けられた中四国最大級の風力発電所に関連する船種を取り上げるなどの工夫をしました。
・日本の海と海運について
・外航船の種類や特徴
・世界のいろいろな港や航路、パナマ運河、スエズ運河について
・船員・船長の仕事や生活、自身の経験談
・船員になるには など

4.講演者雑感

 授業時間2 時間を利用した長丁場の講演でしたが、生徒達は興味をもって聴講してくれました。講演後の質問コーナーでは、良く聞かれる質問の他に「運べない貨物は有りますか?」「動物を運んでいる時は誰が世話するの?」など貨物に関する質問が複数あった事が印象的で、彼らが具体的に海運について考えてくれた証拠だと感じました。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Apr-17