第307回 高知県須崎市立多ノ郷小学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

 令和4 年10月18日(火) 10:45~12:25

2.紹介

 日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
 当校での公演は2018年から五年連続での実施となりました。

3. 講演内容

 小学校5 年生2 クラス(54名)を対象とし、体育館での講演となった。3 ~4 時限目を使用して前後半2 部構成で、パワーポイント・ビデオ映像や筆者が乗船中に撮影した写真や動画等を使用して主に以下のような話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・外航船の種類や特徴
・世界のいろいろな港や航路、パナマ運河、スエズ運河について
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員になるには など

4.講演者雑感

 生徒達は体育館に座るという少し窮屈な姿勢だったにもかかわらず、とても興味をもって話を聞いてくれました。特にスエズ運河とパナマ運河の通峡時の映像は、食い入るように見てくれていました。また、風力発電所の羽を運んでいる重量物船の話や家畜運搬船の話も驚きの声を挙げながら話を聞いてくれました。
 例年講演後の質問コーナーでは時間が足りない様で、事後に受領する感想文に様々な質問を書いてくれているのですが、今年も延べ174問の質問が寄せられ、回答用紙はA 4 用紙で39枚にも達しました。
 子供達の関心と好奇心の強さがうかがえます。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Apr-17