第327回 愛媛県宇和島市立城北中学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

 令和5 年5 月29日(月) 13:30〜15:20

2.紹介

 日本中小型造船工業会が主催する「海事産業ものづくり体験講座」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を宇和島市の城北中学校で行いました。本校での開催は今回で4 年連続の講演となりました。
 宇和島市は四国南西部に位置し、リアス式海岸と宇和海に浮かぶ島々を有する水産業が盛んな都市です。

3. 講演内容

 同校の2 年生3 クラスを対象とした講演で、会場は体育館を使用し90分の講演を行いました。講演後の質疑応答の時間を多めに設けて欲しいとの依頼がありましたので、時間を調整して講演しました。
 講演はパワーポイントを使用し以下のような話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運について
・外航船の種類や特徴
・北極海航路について
・船員・船長の仕事や生活、船員になるには 
など

4.講演者雑感

 愛媛県の港に多く寄港する原油タンカー、ばら積み船、チップ船、コンテナ船を取り上げ、今治市菊間太陽石油専用バース、東予港、三島川之江港、松山港、今治港など地元の地名を挙げながら、海運が生徒達の生活に密接に関わっている事を話しました。
 講演後の質疑応答では、事前に質問を準備していた様で、多くの生徒達から様々な質問が寄せられ、生徒さんの興味の高さが窺われました。
 今年で4 年目となりましたが、定期的に子供達に話をする機会を設けて頂けることに関し、同校校長先生並びに関係者の皆様に感謝しながら同校を後にしました。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-15