第334回 広島県呉市立郷原中学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和 5 年 8 月22日(火) 8 :40〜10:15

2.紹介

 呉市では夏休み期間中に登校日が設定されており、その期間を利用して呉市内の 3 校にて日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
 同校は呉市の中では内陸に位置し、海からは 8 キロほど離れた山間にある学校です。

3. 講演内容

 会場は図書室を使用し、同校の 1 年生 2 クラス52名を対象とした80分の講演をパワーポイントを使用し以下のような話をしました。
・日本の海と海上輸送、海運について
・広島県の港勢及び輸出入されている貨物
・県所縁の貨物船(ばら積み船 /PCC/ コンテナ船)の特徴
・世界の色々な港や航路、運河について
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員に
なるには など

4.講演者雑感

 同日に東畑中学校での講演を予定している為、若干講演時間を短めにしたので、少し駆け足の説明となりましたが、呉市及び広島県が如何に海外の港や海上物流に深く関わっているかを強調する内容としました。
 時間の関係で質疑応答の時間は多く取れなかったのですが、事後質問では「ごくまれに象などの生き物を運ぶ」「船上では真水は貴重品」「コンテナで樹木を運ぶ」等の講演中に話した内容に関する質問などが多く含まれ、生徒達が講演の様々なポイントに興味を持ってくれたことが分かりました。
 最後に直接講演とは関りが有りませんが、実施場所となった図書室には地元の広島東洋カープの新聞報道記事などを基にした壁新聞が掲載されていて、ご当地の球団愛が感じられる一幕でした。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-15