第335回 広島県呉市立東畑中学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和 5 年 8 月22日(火)10:50〜12:30

2.紹介

 一昨年 / 昨年に引き続き、日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
 本校での講演は 3 度目となりますが、高台に位置する同校の正門からは建造中の24000TEU 型のコンテナ船を望むことができ ました。

3. 講演内容

 会場は体育館を使用し、感染防止対策を行った状態で、同校の 1 年生 2 クラス64名を対象とした90分の講演をパワーポイントを使用して以下のような話をしました。
・日本の海と海上輸送、海運について
・広島県の港勢及び輸出入されている貨物
・県所縁の貨物船(ばら積み船 /PCC/ コンテナ船)の特徴
・世界のいろいろな港や航路、パナマ運河、スエズ運河について
・船員・船長の仕事や生活、経験談、船員に
なるには など

4.講演者雑感

 夏休み期間の登校日を利用しての講演との事で、同日の郷原中学校での講演に引き続いての講演となりましたが、暑い中、生徒達は筆者の話によく耳を傾けてくれました。 呉市及び広島県が如何に海外の港や海上物流に深く関わっているかを強調する内容としました。
 最後の質問コーナーでは約20分間生徒達からの様々な質問に回答しました。講演後の事後質問では、「船はどの位の距離で曲がれるの ?」と言った技術的な質問や、「タイタニック号の沈没」に関連した質問が複数寄せられましたので、生徒さんの間で同号の事件が話題になっていたのかなと推察しました。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-May-15