第342回 大分県佐伯市立鶴谷中学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和5 年10月13日(金) 9 :40〜11:30

2.紹介

 日本中小型造船工業会が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。
 佐伯市は大分県の水産生産物の6.5割を生産する県内随一の水産都市であり、また、多くの造船所を有する造船の街でもあります。造船の街のあちこちに「進水式を見に行こう」と呼びかけるのぼりやポスターを見かけることができ、同市や観光協会のHP では進水式の年間スケジュールが公表されています。

3. 講演内容

 会場は多目的室を使用し、同校1 年生6 クラスの生徒172名を対象とした講演でした。構成は前後半に分けて、パワーポイントやビデオ映像や筆者が乗船中に撮影した写真を使用して主に以下のような話をしました。
・日本の海と船による物資輸送、海運の役割
・県所縁の貨物船(原油タンカー/ 鉱石船/LNG 船/PCC/ コンテナ船)の特徴
・北極海航路、スエズ運河、パナマ運河
・船員の仕事や生活、経験談、船員になるには など

4.講演者雑感

 久しぶりの佐伯市での講演となりました。大分港/ 中津港に所縁の有る原油タンカー/鉱石船/LNG 船/PCC/ コンテナ船をピックアップして講演しました。
 途中のワークシートを使った時間では、周りの生徒達と相談したり、最新式のAR 航行援助システムや実際の機器の写真や動画などを見て驚きの声を上げたりしていました。
 最後の質問コーナーでは15分ほどの時間を確保していましたが、それでは足りない程様々な質問が続き、彼らの興味を引き出すことができました。

(常務理事 長田 泰英 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Apr-25