第353回 愛知県豊明市立栄中学校

(一社)日本船長協会事務局 
 

 

1.開催日時

2024年3 月12日(火) 13:50〜14:25、14:35〜15:10

2.開催の経緯

 中学校での進路教育の一環として、職業人として「働くこと」や「生き方」についてお話をするという貴重な機会をいただき、講師の一人として講演を行いました。同校は毎年講演依頼をしてくれる学校のひとつです。
 「職業人の話を聞く会」は1 年生の生徒達が、職業に携わる人から仕事の話を聞くことで、職業観/ 人生観を学び、自らの進路選択に対する意識を高める事及び、働くことの目的や意義を知り、勤労の大切さを学ぶ事の2つを目標に開催されています。
 当日は生徒170名が、地元にゆかりのある企業から「老舗和菓子屋」「旅行代理店」「美容院」「鍼灸院」「保育士」に加え「当協会」の6 分野から講師が招かれ、生徒がそれぞれ2 つの講演を受講するという形式で行われま した。

3. 講演内容

 講演は2 回分計42名の生徒達が参加しました。1 回の講演時間は質疑応答を含め35分でした。学校側からの次の要望内容に沿って資料を作成しました。
・仕事の「やりがい」や「喜び」、「苦労」
・ その仕事に就いた理由やそれまでの道程(資格取得なども含めて)
・ 人生の先輩として、中学生へのアドバイス
など

4.所感

 広い教室にひと講義20数名の生徒でしたので生徒達一人一人の表情を間近に見ながらの講演です。船長協会で仕事をしていなければ話す機会などなかった「仕事に就いた理由」や「その道程」について中学生に対して話をすると言う行為は自らに向き合う機会ともなっていたことに気が付きました。大変良い機会を頂いたと言うのが最初の感想です。また、職業観を育むと言う学校の取り組みに対して身が引き締まる思いです。船長協会の会員の皆様にも経験して頂きたいと感じました。中学生がどのような仕事に就いたとしても将来の日本を支える人に育つことを願い、少しでもお返しができるよう船長協会として取り組んで行きます。

(常務理事 滝浦 文隆 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Sep-06