1.日時:令和5年9月27日(水) 13:30~14:30
2,場所:日本海事センタービル 4階401会議室
3.出席者(敬称略)
委員長 矢吹 英雄 国立大学法人 東京海洋大学 名誉教授 |
4.審議・報告事項
中村会長より開会挨拶。委員紹介・配布資料確認後、矢吹委員長を議長として以下の事項を審議した。
(1)令和5年度 上期会務報告について
(2)令和6年度 事業計画(案)について
(3)その他
5.議事概要
(1)令和5年度 上期会務報告について
① 本年度4月~8月に実施した会務について資料1-1に沿って事務局各担当者が説明した。
【公益目的事業】
(1) 教育用DVD作成 特に意見無し。
(2) 子供達に海と船を語る講演会 特に意見無し。
(3) 実務教養講座
(4) 操船シミュレーション 特に意見無し。
(5) 海技ゼミナール 特に意見無し。
(6) 資料作成・収集 特に意見無し。
(7) 技術誌等の発行 特に意見無し。
【その他事業等】
(8) 水先人試験問題解答集作成 特に意見無し。
(9) 技術指導・広報活動 特に意見無し。
(10) 船長・航海士懇談会 特に意見無し。
【法人会計】
(11) 国際活動 特に意見無し。
(12) 国内関係団体との連携 特に意見無し。
(13) 会員の表彰・給付・相談 特に意見無し。
② 資料1-2会員の異動報告について中村会長が説明した。
特に意見無し
【中村会長】会員について
正会員数については、ほぼ横ばい、航海士会員数が減少傾向にあるので、今後、航海士会員を増やすべく対策を考えたいと思う。
③ 資料1-3令和4年度上期収支計算書(収入)について中村会長が説明した。
特に意見無し
【清水部長】
今年、5月の総会時に会費収入の対前年度との差についての質問がありましたが、これは支払い時期による期ずれによるものでした。
会費の納入にあたっては、会社、個人また納入時期もまちまちであり、その管理は「会員管理システム」により行っているが、本システムには、未納者管理の機能も無く未納者を直ぐに把握できない状態である等の不都合な点もあり、また、本システムのOSも古く、セキュリティーが万全とは言えない状況であることから、今年度、セキュリティーの確保と操作性を改善するため本システムの改修を行う事としている。
(2)令和6年度 事業計画(案)について
資料 2-1に基づき、説明した。
【竹林委員】子供たちに船を語るについて、この事業は、日本船長協会が講演学校を応募しているのか。それとも、学校から要望があるのか。また、海辺の学校が多いのか。
⇒講演依頼については。3つの経路がある。
1,日本船主協会及び海事広報協会からの依頼、2.学校から直接の申し込み、3,日本中小型造船工業会からの依頼で行う。
また、海辺の学校が多いということは無い。日本中小型造船工業会からの依頼は造船所も含んでいることから海辺が多いが、それ以外の物は内陸部の学校からも応募がある。
【竹林委員】会費未納者については、しっかりと管理して欲しい。
⇒未納者には、督促状を送付して納付依頼をする。また、規約では2年未納の際には退会となるため、未納者については退会してもらう。未納者は、賛助会員が多く、特に、海技教育機構の会員が目立つ。おそらく、乗船により会費納付が抜けたことも考えられるが、督促はしっかり行っていく。
(3)その他
【中村会長】自動運航システムに向けた検証実験について説明
2025年に向けて自律運航船(自動運航船)が、内航船で運航されることが予想され、このような内航船と現行の外航船等が混同することとなる。各航海計器メーカー等は、2025年に向け自動運航システムを開発しているが、明確な認証基準等は決まっていない。そこで、昨年実施したNKからの受託実験結果を基に基準等を決める様にNKが動くと思う。しかしながら、各研究機関からも意見があるので、本検証だけで自動運航システムの認証が行われるかは分からない。そこで、計器メーカーや関係者を集めてNK主導で勉強会を行う予定である。
【中村会長】IFSMA総会について
本年10月25日からIFSMA総会のスケジュールは、今だ、確定していないが、早々にIFSMA事務局と確定したいと思う。確定次第、ホームページに掲載する。また、プレゼンについては、IFSMA事務局の許可が取れれば国内向けにweb配信する予定。10月26日夕刻にIFSMA出席者との懇親会を行うので、理事の方には、是非、参加頂ければと思う。