第363回 栃木県立佐野高校付属中学校

(一社)日本船長協会事務局 
 

 

1.開催日時

令和6 年5 月14日(火)
13:30〜14:10、14:20〜15:10

2.紹介

 栃木県立佐野高等学校附属中学校から依頼を受け、同校のキャリア教育「職業人講話」の講師として、「海と船を語る」の講演を行いました。同校での講演実施は今回で8 年目となります。(ほぼ)年度始めの佐野中学校♪…感謝です。
 前年度同様に船長協会の他に、国際機関(UNHCR)、佐野市民病院、いちご農家、警察の5 業種から講師が大集合でした。学校の6 時限目と7 時限目を使って、同じ内容で2回講演を行います。対象となる第2 学年の生徒105名のうち計41名が船長の話が聞きたいと集まってくれました。

3. 講演内容

 冒頭では海洋基本法が制定された経緯に触れ、日本船長協会の公益事業である海事思想の普及活動について説明をしました。また、日本は外国との貿易によって成り立っていることを農水省等の対外依存度や自給自足率の資料を使用し、海と船、そして船員の仕事について説明しました。講師紹介に始まり、質疑応答、生徒代表挨拶まで生徒自らが進めるスタイルでした。生徒達の勉学に励む姿から力をもらいました。瞬く間に過ぎた40分間で した。

4.講演者雑感

 質疑応答の時間では次の質問がありました。
・日本の港に出入りしている船舶の数は?
・怖い思いをしたことがありますか?
・船酔いはしますか?
・一番思い出に残っている港はどこですか?

 海なし県の栃木として珍しい『うみ』について学習する良い機会になっていると先生から聞きました。講演の機会が西日本を中心となっているので、このような知りたい、と言う要望に応えられるように我々の職場である『うみ』からの恵沢、広めていきたいと思います。講演に興味のある会員の方は、日本船長協会までご連絡下さい。

(常務理事 滝浦文隆 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Oct-22