第365回 広島大学付属三原小学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和6 年5 月30日(木) 8 :45〜9 :30

2.紹介

 日本中小型造船工業会が主催する「出前授業」の一環として、「子供達に海と船を語る」講演を行いました。同校は海事教育に熱心で、今回の講演は令和2 年から数えて5 回目の開催となります。

3. 講演内容

 5 年生2 クラス62名の児童を対象に、45分間にわたりパワーポイントを用いて講演を行いました。児童たちは事前に海運の話や船の種類、造り方について学んでおり、参加児童全員が積極的に参加したため、私の予想以上に活発な双方向コミュニケーションが行われました。また、国立研究開発法人水産研究・教育機構水産技術研究所からも講師を招き、私の講演の後に「瀬戸内海の生態系」についての講演が行われました。Kahoot というオンラインクイズプラットフォームを活用し、児童たちに「豊かな海」について教えていました。

4.講演者雑感

 元気で積極的な児童たちに囲まれ、私自身も元気をもらうことができました。児童たちの熱意は、後ろの席の児童までが目の前にいるような感覚を与え、大きな達成感を感じました。「船員さんについて」と題して説明を始めると、「待ってました!」と合いの手を入れてくれる愛嬌がある子もいました。質問コーナーでは、児童たちから多くの質問が寄せられました。昼夜を問わず船が動いていることや、真っ暗闇の中を船が走っていることを知って「こわっ」と驚いた様子を見せたり、海賊に襲われたらどうするのかといった具体的な質問もありました。チャイムが鳴ってもまだ質問をしたい児童が多く、先生が「残りの質問はプリントの質問欄に書いてください」と指示されました。どれだけの質問がくるのか、少しドキドキしています(執筆時点ではまだ質問は届いていません)。

(常務理事 滝浦文隆 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Oct-22