第366回 山口県下関市立長成中学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和6 年5 月31日(金)13:45〜15:25

2.紹介

 日本中小型造船工業会(以下「中造工」)が主催する「船のものづくり体験講座・キャリア教育」の一環として、下関市立長成中学校にて「子供達に海と船を語る」講演を行いました。
 今年で4 回目の開催となり、中造工のものづくり体験講座に私たちの講演を組み込んでいただけることに感謝しています。

3. 講演内容

 1 年生3 クラス78名の生徒を対象に、体育館を使用して、90分間にわたり講演しました。講演は前半と後半の2 部構成で、船の種類やその特徴、輸送する船舶を紹介しました。具体的には宇部の原油タンカー、中関の自動車専用船、柳井港のLNG 船などを取り上げ、それぞれ一般的な航路をスライド上で示しました。また、パナマ運河の仕組みについては動画を使用して説明しました。



4.講演者雑感

 昨年の月報記事を参考に、今年も質疑応答時間を十分に設けました。先生方のご指導のおかげで、生徒たちからは多くの質問が寄せられました。その多くは船員に関するもので、「船長になるためには何年かかりますか?」や「船長でも怒られることありますか?」など、外航船員に対する興味を感じさせる質問が多かったです。また、休憩時間には「サインください!」とサインを求められるなど、予想外の出来事もありました。サインを求められることは、生徒たちからの興味の証であり、とても嬉しかったです。船上でのサインに自信のある会員の皆様、講演に興味のある方は、ぜひ担当理事までご相談ください。

(常務理事 滝浦文隆 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Oct-22