第367回 愛媛県宇和島市立城北中学校

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和6 年6 月4 日(火)13:30〜15:20

2.紹介

 一般社団法人日本中小型造船工業会(以下「中造工」)主催の「海事産業ものづくり体験講座」の一部として、「船長、海と船を語る」講演を行いました。この講座は5 月から7 月にかけて全9 回開催され、「船の仕事(造船)を通じて将来の仕事を考えよう」をテーマにしています。日本船長協会が担当する今回の講演は5 年連続の開催となります。中造工から毎年講演の機会をいただき、海と船について語ることができることに感謝しています。

3. 講演内容

 2 年生3 クラス、合計91名の生徒を対象に、体育館で50分間の講演を2 回行いました。船員の仕事を中心に、日本が島国であり、我々の生活が輸出入による貿易に依存していることを再確認しました。また、どのような物資が運ばれ、愛媛県にどのような国際貿易港があるかを紹介しました。そして、船員という仕事のやりがいや責任、船上での生活などについて、実体験を交えて語りました。

4.講演者雑感

 愛媛県の港を調査する過程で、自分自身が新たな知識を得ることができました。今治市菊間の太陽石油専用バース、四国中央の製紙工場、新居浜港のLNG 受入れ基地などを取り上げ、海運が生徒たちの生活に密接に関わっていることを実感できたと思います。休憩時間には、制帽や制服に興味を示す生徒たちと記念撮影をしました。また、質疑応答では多くの質問を受け、後日届いた感想文にもさらに多くの質問が寄せられました。それらに一つ一つ丁寧に答えることを心掛けています。だんだん!(伊予弁でありがとうの意)
 このような講演に興味のある方は、当会の担当理事までお問い合わせください。



(常務理事 滝浦文隆 記) 

感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Oct-22