第369回 千葉県船橋市立三咲小学校船っ子教室

(一社)日本船長協会事務局 

 

1.開催日時

令和6 年6 月21日(金)15:30〜16:30

2.紹介

 今回の講演は昨年に引き続き三咲小学校船っ子教室を担当されている先生より講演実施の申し込みがあり「船っ子教室」*注で学習する児童を対象にうみふね講演の出前授業を実施しました。

3. 講演内容

 集まってくれた児童たちの雰囲気を考慮し、講演内容を適宜調整しました。原油タンカー、自動車専用船、そして超巨大コンテナ船について、それぞれ船の大きさや、積載可能な車の台数やコンテナの本数を説明しました。さらに、スエズ運河とパナマ運河の通過シーンの映像を用いて、児童たちへの問いかけを積極的に取り入れました。

4.講演者雑感

 講演を行う教室へと先生に案内される途中、船っ子教室の前を通り過ぎました。児童たちは自由に活動を楽しんでおり、私たちには気づかない様子でした。教室に入ると、窓から覗かれないようにフィルムが貼られていました。昨年のように窓越しに中の様子を窺うようなソワソワした児童たちを感じることなく、講演開始まで時間が過ぎるのを静かに待ちました。講演時間となり「こんにちは」と挨拶。いよいよ講演が始まりました。昨年2 回、そして今年1 回、計3 回の講演すべてに参加した児童もいました。そんな彼らに船についての知識を問いかけながら、参加してくれた児童たちが興味を持ってもらえるように配慮しながら講演を進めました。

 船っ子教室とは(船橋市ホームページより):船橋市の全市立小学校では、「船っ子教室」を無料で提供しています。これは放課後や夏休みに学校施設を活用し、子供たちが自主的に学習や遊びを行える場所です。子供たちは自分で入退室手続きを行い、専任スタッフの見守りのもとで活動します。さらに、地域のボランティアの協力も取り入れ、地域全体で子供たちを育てる体制を作っています。

(常務理事 滝浦文隆 記) 

 


LastUpDate: 2024-Oct-22