第69回 岡山県倉敷市立玉島南小学校

日本船長協会事務局

1.開催に至った経緯等

日本財団が既に実施している小中学校の生徒に対する体験学習として造船所における船の進水式の見学会に船長OB による講演会を併せて実施することとなり、船長協会の事業である「子供たちに海と船を語る」講演会を実施することとなった。
今回の進水式を見学する造船所の近くの小学校として選ばれたのが玉島南小学校である。
備中松山藩により開かれた玉島湊は、瀬戸内海の東西からの潮流が交わる塩飽の海をひかえて航海の中継地として江戸時代には船の出入りが多く繁栄したといわれる。
備中一の商業港として発展し文人墨客の交流が盛んで当時の歴史が残る地域でもある。
現在は日本有数のコンビナートを抱える工業港である水島港が有名であるが西の玉島港は商業港として海運との関係が深い地域である。
近くには良寛和尚が17年間過ごしたという円通寺があり、玉島南小学校の校歌の歌詞には「良寛さまも眺めてた歴史も遠い玉島港高くそびえて遙照山夢いっぱいの胸はって」とある。
今の学校周辺は人口が増えて以前の農漁村から水島のベッドタウンに変貌している。

玉島南小学校周辺地図

2.講演会

当日は、五年生(3クラス)87名と学校関係者、及び日本財団海洋グループの萩原康太郎氏とインターン2名が参加した。
講演会は、教職員の司会・進行で進められ、全体の時間が限られていたために当協会作成の教材DVD の上映を取りやめて、次のようなスケジュールで実施した。
14:00 開講、難波校長先生挨拶・講師紹介
14:03 福田船長講演(海と船の全体)
14:23 池上船長講演(船長の体験談)
14:43 児童代表の言葉
14:45 協会から記念品の贈呈(閉講)

倉敷市立玉島南小学校正門 福田船長の講演
難波校長先生挨拶 池上船長の講演

 

3.おわりに

今回は、造船所で船の進水式を見学する体験学習の前日に船・海の知識を学ぶと言う形で実施されたものだが、我々の講演内容が従来単独で行っているもので翌日の進水式体験の参考になったかどうか疑問である。
質問の時間が無かったので直接子供たちとの会話は無かったが、児童を代表して川崎菜鈴さんの御礼の言葉を嬉しく聞き、最後に船長協会からの記念品を門野航君が生徒代表として受け取り講演会を終了した。
毎日のように瀬戸内の海を眺めながら育っている子供達と船・海についていろいろと話し合いたいと思いながら学校を後にした。

講演を聞く生徒たち 生徒代表川崎菜鈴さんのお礼の言葉を受ける
講師
記念品を生徒代表門野航君に贈呈する

新潟県柏崎市立第一中学校

生徒達の作文////


LastUpDate: 2020-Aug-10