第70回 岡山県倉敷市立庄小学校

日本船長協会事務局

1.開催に至った経緯等

小学校一年生の娘が書いた作文の中に、お父さんがどんな仕事をしているのかよくわからないと言う一行を目にした父親である日本郵船一等航海士の栗阪肇氏は、これはわが家だけではなくほかの子供たちも同じではないかとおもい、担任の先生と相談し子供たちの前で父親の仕事について話をすることとした。
制服制帽姿で外国航路の船・海や貿易の話、そして子供たちに夢を持つことの大切さを語った。
たくさんの友達の前で恰好よく講演をした父親に対して、娘さんは父親を見直しお父さんを誇らしく思った。
その後、学校から高学年の社会科授業のために再度講演を依頼された栗阪氏は、喜んで応じたが会社から乗船の命があり、自らの講演をあきらめて日本船長協会に「子供たちに海と船を語る」事業の実施を申し込み今回の講演会となった。
明治6年に創立した庄小学校が建つ一帯は、縄文、弥生時代から各時代を通じての遺跡が多く発掘されており、古代吉備文化の中枢として栄えていたとのことである。
近くには、庭瀬藩の庄屋の家に生まれ、岡山県が生んだ大政治家として明治から昭和にかけて活躍し第29代内閣総理大臣となった犬養毅(号、木堂)の記念館がある。
現在は、保育園から大学までがこの地域に集中して倉敷市の学園都市として脚光を浴びている。

学校正門風景 まだ二宮金次郎像がありました
小野校長先生挨拶

2.講演会

山陽本線で岡山駅から二つ目の庭瀬駅からタクシーへ乗って学校へ到着すると正門で出迎えてくれた校長先生をはじめ他の先生たちも皆マスクを掛けていて少し異様に感じたが、校内の児童も職員も全員がマスクを掛けた新型インフルエンザ対策であった。
何人かの疑いがある生徒が出たために一部が学級閉鎖となったためであり、マスクをしていないのはわれわれ二人だけであった。
今回の講演会は、授業の中で貿易や物流を学ぶ5年生4クラス131名を対象に実施した。
講演会は、5年生担当の大谷先生の司会により次のようなスケジュールで進められた。

10:00 小野校長先生挨拶・講師紹介(開講)
10:05 森本船長協会会長講演
10:25 「海と船」DVD 上映
10:50 休憩
10:55 池上船長講演
11:15 生徒質問時間
11:25 生徒代表による御礼のあいさつ
11:30 船長協会から記念品の贈呈(閉講)

講演風景 森本船長講演
講演を聞く生徒たち 池上船長講演
質問に立つ生徒 質問に答える講師
生徒代表による御礼の言葉 協会から学校へ記念品の贈呈

 

3.おわりに

体育館の床に座り込んで筆記用具を手にしてメモを取りながら一生懸命に話しを聞いていた子供たちには好感が持てた。
質問時間では、次から次と手が挙がり、話の内容をしっかりと理解して興味を持ったようであった。
顔の下半分が隠れるようなマスクをかけた子供たちの表情はよくわからなかったが、目が輝いて素晴らしかった。

岡山県倉敷市立庄小学校

生徒達の作文///////


LastUpDate: 2020-Aug-10