第150回 大分県別府市立春木川小学校

(一社)日本船長協会事務局   

大分県別府市立春木川小学校

1.開催に至った経緯と学校紹介

 航海訓練所の練習船で定期的に実施されて いるシップ・スクールにおいて、別府港入港 中の青雲丸船上で「子供達に海と船を語る」 講演会を実施しました。対象となった生徒は 春木川小学校の6 年生です。春木川小学校は、 青雲丸が入港している別府観光港のすぐそば、 歩いて15分ぐらいのところにありますが、当 日は青雲丸の見学後、別府港コンテナターミ ナル見学がある為バスでの移動でした。

2.開催日時

 平成27年10月27日(火)
 09:30  別府観光港停泊中の青雲丸船上に て講演
 10:15  青雲丸の士官が児童を引率し船内 見学会

3.講演内容

 講演は、6 年生37名(先生3 名で引率)へ 約40分の講演となりました。内容は以下の通 りです。
①日本船主協会が編集した「暮らしを支える 日本の海運」のビデオの一部上映及び補足 説明
②船の種類と日本の貿易、船の用語について

 対象が小学生でしたので、内容を分りやす く伝えられるようにアニメやビデオ、クイズ 形式も利用しました。その甲斐あってか、先 生方をも含めて活発な質問が出て、子供たち の笑いが会場を覆い、なごんだ雰囲気での講 演となりました。
 講演後、青雲丸の士官の方々が、児童たち を3 班に分けて船内を案内し、日頃見ること の出来ない船内の様子を分りやすく説明して いました。
 船内見学のあと、再度児童からの質問に答 える時間がありましたが、海賊や事故等少し ネガティブな質問も有ったので、船の危険性 を子供達なりに感じているのかと考えさせら れました。やはり、こういった海事普及の講 演を通して、もっと船員の仕事の魅力を発信 し、船は安全な職場であり決して特別な職業 でないと、広く訴える必要があると感じまし た。
 最後に、学校(児童代表)へ当協会から記 念の楯を贈り、参加者全員で記念写真を撮り 終了しました。記念写真の撮影のときには、 紺の制服を着ている小職や青雲丸船長の周り に子供たちが集まり、船長の隣で写真に写ろ うとしきりに競り合っていました。制服の吸 引力いまだ健在のようです。

4.講演者雑感

 最近学級崩壊の話も聞いていたので、どう やって生徒の心を講演へ向かわせるかを腐心 しておりましたが、 生徒がタラップを上が り「おはようございます!」と大きな声で挨 拶しながら船内へ入ってくる声を聞いていた ら、そう言った雑念はけし飛んでしまいまし た。学校が挨拶に力を入れているとの事で、 少なくともコミュニケーションの入口である 挨拶がきちんとできる子供達とはコミュニ ケーションが取れると確信しました。実際、 講演中は全く物怖じせずに、どんどん質問を してきました。元気な挨拶を見事に習慣化さ せることに成功したのも、日頃の先生方の努 力の結果だと思います。我々も微力ながら、 船員の魅力を少しでも心に残せるよう、引き 続き活動を続けていく所存です。

(常務理事 玉田 記)

生徒達の感想文

生徒達の作文/ /

 


LastUpDate: 2020-Jul-21