第153回 広島県呉市立音戸小学校

(一社)日本船長協会事務局   

広島県呉市立音戸小学校

1.開催に至った経緯と学校紹介

 日本中小型造船工業会が開催する「進水式 見学」の案内を見た校長先生より講演の依頼 があり、今回は、講演のみ実施いたしました。
 学校では、「総合(以前の道徳に代わる授 業)」の授業で、機会をとらえて、子供たち に職業に関して話をしているとのことです。 このような取り組みは子供たちにとって、い ろいろな仕事の内容を知ることができる上、 将来の職業選択のヒントにもなるので、素晴 らしい取り組みだと思います。前回は助産師 さんが講演し、次回は、保護者でフライト・ アテンダントの方が講演されるとのことでし た。このような取り組みを、多くの学校が取 り上げてもらえれば、海運のみならず、いろ いろな職業に対する理解も拡がっていくので はないかと思います。

2.開催日時

 平成27年12月3日(木) 13:50~15:25

3.講演内容

 今回の講演は、6 学年1 クラス23名の児童 が対象でした。
 ①船の種類と特性(大きさ、速さなど)  ②日本海運の重要性
 ③ 船内の組織、船員の生活、船員になって よかったこと、つらかったこと

4.講演者雑感

 講演の内容は、海の日のイベントで行った 講演内容をとりいれて、クイズ形式を多用し たパワーポイント(スライド)で行いました。
 講演者が、このプログラムを使って講演を 行うのは初めてであり、時間配分等、少々、 不安もありましたが、ほぼ予定通りの時間で まとめることができました。
 海の日のイベントで女性航海士が行った講 演のアイデアを拝借して、小学生にもわかり やすい内容となるようにクイズ形式を多くし て、興味を引けつけるように工夫しました。
 真でもわかるとおり、皆、積極的にクイ ズに答えてくれましたが、果たして、うまく いったのかなと危惧していたところ、講演後、 先生から子供たちが楽しかったと感想を漏ら していた旨を聞いて、安堵致しました。
 当面は、この小学生向けのプログラムを採 用していくことにしたいと思います。


(常務理事 大森 彰 記)

生徒達の感想文

生徒達の作文/ /

 


LastUpDate: 2024-Mar-25