第174回 子供たち向け海事講演会(鹿児島)

(一社)日本船長協会事務局   

子供たち向け海事講演会(広島)

 

1.開催日時

 平成29年7 月16日(火)13:10 ~ 14:00

2.紹介

 例年広島で海事講演会が行われてきましたが、その活動に刺激を受けた海洋会鹿児島支部から要請があり、今夏、同様の海事講演会を共催することとなりました。
 船長による講話、東京海洋大学海事普及会の学生によるロープワーク・手旗信号の実演講習、そして錦江湾の無料体験クルーズと、広島とほぼ同じ企画構成で、船長講話のパートとして「子供たちに海と船を語る」の講演を行いました。
 講演の会場は、種子島・屋久島航路のフェリーが発着する鹿児島港南埠頭旅客ターミナルで、夕刻の便が到着するまでの間を利用しての開催でした。
 体験クルーズは、セーリングクルーザーのGreen Flash 号により、錦江湾に浮かぶ雄大な桜島を望みながら港内を周遊するコースでした。

3.講演内容

 主な対象は小学生23名でしたが、保護者を合わせて45名の参加となりました。海や船に関するクイズ形式の解説や、イラストや動画を活用して、できるだけわかりやすく、以下のような内容の話をしました。
・日本の海と船による物資輸送の大切さ
・船の大きさや速さ
・世界の港や、いろいろな航路(パナマ運河・スエズ運河)
・船員・船長の仕事や経験談、船員になるには

4.講演者雑感

 鹿児島で初めて開催された海事講演会でしたが、先駆者である広島(海洋会中国支部)からの応援もあり、船長講話、ロープワーク等の体験学習、そしてクルージングとも無事終了することができました。
 講演後には、「船長になるにはどんなこと(能力)が必要ですか?」、「船の中で病気になったらどうしますか?」、「海賊に遭ったことはありますか?」などの質問があり、とても興味を持っている様子が窺えました。
 また、参加者の中には、海洋少年団に所属する子供も数名いて、東京海洋大の学生も顔負けの的確な手旗信号やロープワークを披露していました。
 クルージングは、ヨット型クルーザーでの機走が主体であったため、あまりスピードは出ず、遠出はできませんでしたが、ジブの展帆により風を利用して方向転換をしたり、港内に停泊中のフェリーに接航したりと、参加した子供たちを十分楽しませてくれました。
 鹿児島における海事講演会が来年も継続されるかは未定ですが、今後も関係団体等と協力して、子供たちに対する船や海、船員に関する啓発活動の幅を広げて行きたいと思います。


(常務理事 鐘ヶ江 淳一 記)

生徒達の感想文

生徒達の作文/ /

 


LastUpDate: 2020-Aug-10