川崎汽船(株) 船長 東島 幸司/(一社)日本船長協会事務局
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熊本県熊本市立三和中学校 |
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1.はじめに
今回は、川崎汽船の東島幸司船長の母校である熊本市立三和中学校で「船長、母校へ帰る」講演を実施しました。開催の経緯等については、後述の講演者所感の中で紹介されていますが、同校は熊本駅の西約2 キロメートルに位置し、すぐ近くには九州三大稲荷のひとつに数えられる高橋稲荷神社があります。
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2.開催日時
平成30年2 月7 日(水) 14:20~15:10
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3. 講演内容
中学1 年生197名を対象に、東島船長がパワーポイントを利用して約50分間、以下の内容で講演しました。 |
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4.事務局所感
講演の当日はちょうど近くの高橋稲荷神社の初午(はつうま)大祭の日であったことから中学校の校庭がそのお祭りへ向かう人たちのための臨時の駐車場となり、多くの車が止まっていました。筆者はそれを知らなかったので、まさか保護者や東島船長の同級生などの聴講者の車であふれてしまっているのではないかとびっくりしたのもつかの間、制服姿の東島船長と会うことが出来、すぐに疑問が解けました。
(鐘ヶ江 淳一 記) |
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5.講演者所感
私が最初に「船長、母校へ帰る」の講演に応募したのは2014年頃でした。当時はインド(ムンバイ)に赴任していましたが、その頃、母が入院しており、症状も次第に悪くなって重篤な状態が続く状況でした。私は母が会場に来れないまでも未来に輝く子供達の前で、船長として講演したらとても安心してくれるのではないかと応募しましたが、準備に時間がかかり、学校側と私のスケジュールの調整もつかず、とうとう母の存命中に講演をするには至りませんでした。
講演の前には、現代の子供達に思いがうまく伝わるか、聞いて貰えるか、娘が同級生に馬鹿にされていじめられやしないだろうかなどと危惧しましたが、講演を始めたとたんに、子供達の素直な好奇心が弾け飛び、質問も沢山してくれました。
(東島 幸司 記) |
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生徒達の感想文生徒達の作文/ ① |