第197回 愛媛県今治市立近見中学校

(一社)日本船長協会事務局   

愛媛県今治市立近見中学校

 

1.開催日時

 平成30年7 月17日(火) 13:25~15:15

2.紹介

 今治地場産業振興センターが主催し、日本中小型造船工業会が協力している今治地場産業ものづくり体験講座・キャリア教育「船の仕事(造船)を通じて将来の仕事を考えよう」の一環として、「子供達に海と船を語る」の講演を行いました。

 今治駅の北約3 キロメートルのところにあり、瀬戸内しまなみ海道を望む近見山の麓で豊かな自然に恵まれた近見中学校は、「近見の人・自然・産業に学ぼう」をテーマに空き缶アートの作成や職場体験学習など総合的な学習にも力を入れている学校です。
 校舎3 階の窓一面にディスプレーされた空き缶アートは、環境美化活動によって回収された空き缶を利用して環境保全を広くPR することを目的に、平成6 年以降、生徒達が毎年作成しているそうですが、近くを走る国道からもよく見ることができ、地元の方々にも親しまれているそうです。


3.講演内容

 体育館で1 年生60名の生徒を対象に、休憩を挟んで約80分間、以下のような内容の講演を行いました。
①海運とその役割、いろいろな船の種類、世界の港や航路について
②日本船主協会制作の「暮らしを支える日本の海運」及び「海の上のプロフェッショナル」 ビデオ映像の一部上映
③船内の組織、船員(甲板部、機関部)の仕事、船員の生活 など


4. 講演者雑感

 講演後には、「船員をしていて怖かったことはなんですか?」、「船長の仕事をやって行くうえで一番大切にしていることは何ですか?」「お給料はいくら位ですか?」などの質問が出て、船乗りという職業にもとても興味を持ってくれたようでした。


(常務理事 鐘ヶ江 淳一 記)


生徒達の感想文

生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2024-Apr-17