第212回 山口県下関市梅光学院中学校

(一社)日本船長協会事務局   

山口県下関市梅光学院中学校

 

 


1.開催日時

 令和元年5 月22日(水)14:05~15:45


2.学校紹介

 昨年5 月に引き続き、栃木県立佐野高等学校附属中学校からの直接の依頼により、同校で行うキャリア教育「職業人講話」の講師として、「海と船を語る」の講演を行いました。
 梅光学院中学校は、関門海峡を見下ろす下関市の高台にある中高一貫の私立学校で、日本で6 番目に創設された100年以上の歴史のあるミッションスクールです。以前の女子校時代からの指定制服は下関で唯一のセーラー服として地元でとても馴染まれていたそうですが、2012年より中学校は男女共学となり、BEAMS&カンコーのプロデュースするブレザータイプの制服へ変更されています。グローバル& 英語教育に重点を置き、また、生徒たちが一人一台タブレット(iPad)を持ち、授業で活用するなどICT 教育にも力を入れ、社会の変化に対応した教育を行っているそうです。


3. 講演内容

 図書館で、2 年生15名の生徒を対象に、休憩を挟んで約45分間毎の二部制にて、パワーポイントを使用し、資料画像や筆者が乗船中に撮影した写真等を使用して、主に以下のような内容の話をしました。
①海運業とその役割、いろいろな船の種類と運んでいる貨物の詳細、世界の港や航路、運河等について
②日本船主協会制作ビデオ「海の上のプロフェッショナル」の映像の一部上映
③船内の組織、船員の仕事 (特に海運業界の取り組みとして環境対策について)
④船員の生活、船乗りになるには など


4.講演者雑感

 今回は、直前に予定が変更となり、前日の栃木県立佐野高校附属中学校に引き続いて、山口県下関市の梅光学院での講演という、若干ハードなスケジュールでした。

 学校紹介でも触れましたが、生徒全員がiPad を所有しているので、スクリーンに投影された内容の内で自分の気になる情報は各自が写真を撮ったりと、真面目に講演を聞いてくれました。今回の参加者は女子生徒のみだったからか、休憩の時間には快活な様子を見せてくれました。
 質問の時間では、最初は少し恥ずかしがっていたのか中々質問が出ませんでしたが、一旦口火が切られると、生徒さんのみならず、傍聴していた先生を含めて、食べ物/ 服装などと、彼女たちの気になるポイントが良く表された様々な疑問が飛び出してきました。
・船内ではお菓子など食べたりできるのですか?
・連続では何時間働くことが有りますか?
・給料は幾らですか?
・コックさんはどの様に採用されますか?
・船の中ではどの様な服装ですか? 今着ているような制服でずっと過ごすのですか?
・睡眠時間ってどれ位ですか?
・乗船期間が6 ~ 9 ヵ月との事ですが、その間はずーっと家族や友人に会えないのですか?
・船員さんの恋愛事情って遠距離恋愛?  
など

 また、質問ではないのですが、「今までは船員さんと言うと年配の人というイメージだったが、DVD に有った様に若い人もいるので驚いた」という意見もあり、参加してくれた生徒さんの船員への印象を変えることが出来たという手ごたえを感じました。
 最後に参加してくれた生徒さんと写真を撮って学校を後にしました。

(参与 長田 泰英 記)

 

感想文


生徒達の作文/

 


LastUpDate: 2019-Nov-08