第62回定時総会報告

第62回定時総会報告

(事務局)

 一般社団法人日本船長協会の第62回定時総会は、令和2年5月18日海事センタービルで開催されましたので、その概要を以下のとおり報告いたします。 なお、新型コロナウイルス感染防止のため緊急事態宣言下にあることから総会出席者は必要最小限とし、委任状の提出に協力を頂きました。
会員各位のご協力、ご支援に対し厚くお礼申し上げます。

1.日時及び場所

令和2年5月18日(月)16:00~17:00

東京都千代田区麹町四丁目5番地 海事センタービル 4階会議室

2.出席者(50音順、敬称略)

    飯田敏夫、井上一規、葛西弘樹、田島波留生、中川 悟、中田 治、
    長田泰英、松田洋和

本人出席 8名
委任出席 386名
合 計 394名

    その他の出席者:水谷 章(監事)
        事務局:増田 惠、越後 明、星野哲子

3.審議事項等

1)審議事項

第1号議案. 令和元年度事業及び会務報告について 第2号議案. 令和元年度収支決算及び資産報告について
第3号議案. 役員の一部改選について
第4号議案. その他

 

2)報告事項

第1号議案. 令和2年度事業計画について 第2号議案. 令和2年度収支予算について
第3号議案. 令和元年度公益目的支出計画実施報告書について
第4号議案. その他

 

4.審議概要

 司会の長田常務理事が第62回定時総会の開会を宣言し、引き続き出席状況について、正会員本人出席8名、委任状出席386名、合計394名であり、本日現在の正会員総数524名の半数(262名)以上の出席となり、定款第16条の規定により総会は適正に成立していることが報告された。続いて、葛西会長から開催の挨拶において、今年度の定時総会は新型コロナウイルスが世界中で拡大し、収束の見込が立たない状況下での開催になり、出席される会員が限定されことは残念でる旨発言があった。その後祝電披露が行われ、議事に入った。規定により、葛西会長が議長を務め、議事録署名人に松田理事と中川理事が選任された。
 議案審議では、第1号議案「平和元年度事業及び会務報告について」は各担当者が配布資料に基づき説明した後、葛西会長から国内参加委員会のうち主だった委員会の概要報告、及び会員数の推移について説明があった。特段の質疑はなく、第1号議案は議決、承認された
 第2号議案「令和元年度収支決算及び資産報告について」は、越後総務部長から配布資料に基づき説明があり、引き続き、田島監事から監査報告があり、第2号議案は議決、承認された。
 第3号議案「役員の一部改選について」は、議長から、理事が所属する会社の人事異動に伴い、飯沼秀樹理事、中村純理事、齋藤隆如理事が辞任を申し出ており、この後任候補者として、(順に敬称略)泉川登、笠松法昭、加藤義寛の3名を候補としている。それぞれ候補者毎に審議したところ、特段の異議はなくそれぞれ選任された。

報告事項では、「令和2年度事業計画について」、「令和2年度収支予算について」及び「令和元年度公益目的支出計画実施報告書について」が議長及び事務局から説明があり、引き続き、田島監事から「公益目的実施計画実施報告書は、法令及び定款に従い当法人の公益目的支出計画の実施状況を正しく示していることを認める。」との報告があり、了承された。
 その他の報告事項として、議長より、新型コロナウイルス流行に伴い世界各地にて乗組員の交代に支障が生じている事に関し、乗組員の交代、送還に便宜を図ることについて、国際船長協会連盟(IFSMA)から各国政府への公開書簡が作成され、当協会もこれに賛同することとしている旨報告された。
最後に船長表彰として、中川常務理事より配付資料をもとに、株式会社商船三井運航のLNGタンカー「エネルギーアドバンス」の船長を務めた「川西扶幸」船長の表彰の決定が報告された。例年であれば、本総会で授与式を執り行うところであるが、諸般の事情を鑑み、川西船長へは郵送にて表彰状及び記念品を送付することとしている旨報告された。


 以上をもって、第62回定時総会の議案審議及び報告事項は全て終了し、閉会された。 総会の資料として、令和元年度事業報告及び令和2年度事業計画、決算関係書類については、当協会のホームページをご覧ください。


LastUpDate: 2024-Apr-25